秘湯の宿
僕の好きな温泉宿のひとつに信州の菅平近くにある秘湯の宿がある。「日本一予約の取れない宿」とも言われ人気のある宿でもある。「秘湯の宿」(日本秘湯を守る会)はひとつのブランドのようなもので温泉設備や料理等も一定水準クリアーしなければその「称号」が与えられない。その割に料金は高額ではない。僕のお気に入りの宿でもある。その信州菅平近くにある宿は1泊2食付きで2万円と少し高めだったが充分満足の出来る宿だった。最近、暇ついでにその宿のホームパージを開いてビックリ!・・・なんと料金が1泊2食で8万円からになっていた。それでも予約状況を見てみると満室続き・・・暇ついでにもう一軒の好きだった宿。奥飛騨のそれも秘湯の宿。僕が行った頃は1万円程度だったが、なんとここも3万5千円からになっていた。絶句!また絶句!である。
確かにここ数年の物価上昇にはヘキエキするがそれにしても・・・である。
多分、海外からの観光客の増加に加えて「円安」が重なりそうさせていると想像するが、ツアー旅行の価格の上昇も半端ではない。海外で見てみると例えばヨーロッパ。僕は7回ツアーで行ってほぼほぼ制覇しているが当時は10日間のツアーで20数万円だったと記憶しているが今は50~60万円が相場。
国内のツアー料金も、3~4万円だったものが10万円になっている。
アベノミクスとやらの失政で格差が超拡大、富裕層は超富裕層に「中間層」といわれた人たちも低所得層に飲み込まれてあえいでいる。
旅行好きの僕が・・と言っても最近はほとんど行けてないが泊まれるのは「ゆかいリゾート」か「大江戸温泉」しかない。悲しいなぁ・・・
それはそうと、いつも合宿で使っている美山河鹿荘はどうか。最初に行った頃は8千円位だったと記憶しているが今は1万2千円位かな。この程度なら「仕方がない」かな。