秋の合唱発表会にて

何年ぶりかでLICの合唱発表会を最初から最後まで出演時間を除いて聴いた。講評委員の先生方が随所で講評してくれたのもとても新鮮で良かった。
やはり発声と言葉の問題が指摘されていた。ちばりよ~沖縄合唱団も「言葉が分からない」と指摘され、ちょっとしたショックだった。ちばりよ~の場合、自分たちで創ったオリジナル曲を歌う事が多い。自分たちで言葉をつむぎ作品を生み出す。だから言葉の大切さも伝えたい思いもいっぱいの合唱団だ。それなりに言葉を大切に歌ってきたつもりだった。それなのに・・・である。北部センター合唱団の場合、録音した音源を聴くとやっぱり言葉は曖昧だった。練習ではかなり言葉を意識してきたのに。これ以上、僕の力でどうやって行けばいいのか悩んでしまった。
そして敏典先生に助けを求めた。敏典先生とは、とある大学の音楽学部教授で関西歌劇団の前理事長、「Nコン」の審査員もされているプロの音楽家。縁あって親しくさせて頂いている。お会いして聞いた。自分たちはしっかり歌ってつもりなのにどうしたらいいでしょうか。直球勝負で聞いてみた。
「プロでもある落とし穴かな」と先生。「歌詞はしっかり頭に入っているからこそ自分では歌えているつもり。でも聞く側には分からない。よくある話」と。「どうすればいいですか」と僕。「言葉に芯がないのかな。だから曖昧になる」と先生。「芯のある声」とはいったい何か。僕は「か行」や「さ行」を例に出してやってみると「それは喉を閉めてしまうのでお勧め出来ないね。そういう指導の専門家もいるけどね」と先生。「じゃどうすればいいですか」と僕。「骨盤底筋を使って声を出す事」と先生。そして「ブレスも大事」と。「骨盤底筋とブレス」2つのキーワードを頂いた。
敏典先生の指導ではいつも骨盤底筋について「お尻の穴」を意識する事と言われる。ちょうと恥ずかしい表現になるが「お尻の穴に割り箸を突っ込むイメージ」と言われる。そうだ!「浣腸」を合い言葉にしよう。(この意味分かるかな?)
僕は合唱創りの基本は「言葉とハーモニー」だと思っている。特にうたごえ運動である僕らの合唱団は「メッセージ性の強い言葉を音楽として伝える」役割を担っているのだから言葉をもっともっと大切に歌わなければならない。ハーモニーについては複雑な和音じゃなくてもせめて「三度の音階」を綺麗にハモらせたいと思う。
先生と話をして、何か悶々としていた気持ちが少しはほぐれた気がした。

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